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定期接種 任意接種 

 予防接種には国が定める定期接種と、任意接種があります。定期接種のワクチンは、国が定める接種スケジュール内であれば公費(無料)で受けられます。任意接種のワクチンは自己負担になります。

 同時接種の本数に制限はありません。日を分けて接種する場合は、生ワクチン同士は4週間の接種間隔をあけることが定められています。

不活化ワクチン 生ワクチン

 近年は様々なワクチンが増えて、いっそうワクチン接種のスケジュールが難しくなってきました。まずは生後2ヶ月からのHibワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、四種混合ワクチン(五種混合ワクチンについては下記※)、ロタウイルスワクチンを受けていただき、当院ではその時に医師が一緒にスケジュールを考えさせていただいています。

予防接種について

​ワクチンの種類

ページパーツ

不活化/生

定期/任意

費用/公費負担があった場合

説明

初回接種時期

​※1回分の費用です(税込)

ワクチン費用一部変更

Hibワクチン

不活化

定期

2ヶ月

¥8,000/無料

​肺炎球菌ワクチン

不活化

定期

2ヶ月

¥12,000/無料

​B型肝炎ワクチン

不活化

2ヶ月

¥6,000/無料

定期

​ロタウイルスワクチン

​生

定期

2ヶ月

下記/無料

​四種混合ワクチン ※五種混合ワクチン

不活化

定期

※2ヶ月

¥11,000 ¥20,000/無料

​BCG

​生

定期

5ヶ月

¥7,000/無料

​MRワクチン

​生

定期

​1歳

¥10,000/無料

¥7,000/無料

定期

​水痘(みずぼうそう)ワクチン

​生

​1歳

¥5,500

1歳

任意

​生

​ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン

¥5,000/無料

​3歳

定期

​不活化

​日本脳炎ワクチン

​11歳

不活化

二種混合ワクチン​

定期

¥5,000/無料

​髄膜炎菌ワクチン

​不活化

任意

11歳

¥19,000

子宮頸がんワクチン​

不活化

定期

中学1年生

¥14,000/無料

A型肝炎ワクチン​

​不活化

任意

​1歳以上

¥6,000

¥12,000

任意

狂犬病ワクチン​(※接種中止中)

不活化

​年齢を問わず

¥3,000

6ヶ月から

任意

​不活化

インフルエンザワクチン​

 初回接種時期は標準的なものです。日本脳炎ワクチン初回の標準接種時期は3歳ですが、生後6ヶ月から公費で接種できます。

 最近では同時接種が主流です。同時接種については、VPDの同時接種の必要性・安全性をご覧ください。

※B型肝炎ワクチンの定期接種対象の方は、2016年4月1日以降に出生された方のみです。

​※定期接種のワクチンが自費負担となった場合の負担額は、一部のワクチンは市が設定する料金に合わせておりましたが、改定が多いため、2017年4月6日より独自に費用を設定し、今後一律といたします。変更のあったワクチンは緑字のものになります。

​※従来の皮下注射型の狂犬病ワクチンが製造中止になるため、2019年8月1日より当院での狂犬病ワクチンの接種を中止します。狂犬病ワクチンは新しい筋肉注射型のラビピュール®へ切り替わります。狂犬病ワクチン等、海外渡航目的でワクチンの接種が必要になった場合はトラベルクリニックでのご相談をお願いします。県内には日本渡航医学会員の診療施設はありません。こちらで検索ください。http://jstah.umin.jp/02travelclinics/

※ロタウイルスワクチンにはロタテック®(3回接種)、ロタリックス®(2回接種)の二種類があり、当院では全国的にシェアの高いロタリックス®を主に使用します。任意接種の場合の接種費用は、ロタテック®は¥8,000/回、ロタリックス®は¥12,000/回になりますが、接種可能上限の出生後週数がありますので、任意接種になるお子さんは基本的にはおられません。

​※2023年4月1日より法令改正にて、四種混合ワクチンの接種が生後3ヶ月⇒生後2ヶ月からになりました。更に、2024年4月1日からHibワクチンの成分が混合された五種混合ワクチンが接種開始になります。原則的にスケジュール途中からの切り替えはせず、四種混合ワクチンとHibワクチンで接種を始めた方は、五種混合ワクチンへ切り替えずにスケジュールを完了することとなっています。

​ご予約について

在庫の関係上、ご予約について下記の通りとなります。お電話からはいずれのワクチンもご予約が可能です。

インターネットから予約可能なもの

​Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、四種混合ワクチン、五種混合ワクチン、MRワクチン、水痘(みずぼうそう)ワクチン、ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン

インターネットから予約不可のもの

​三種混合ワクチン、不活化ポリオワクチン、BCG、髄膜炎菌ワクチン、子宮頸がんワクチン、A型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン

​お知らせ

 接種部位の変更についてのお知らせです。特に低年齢のお子さんに接種するワクチンの本数が多いため、B型肝炎ワクチンの定期接種化に合わせて、0歳、1歳のお子さんのワクチン接種を大腿(太もも)に行うように変更してまいります。面積が広く同時接種に適しているということと、皮下が腕にくらべて厚いので腫れにくいというメリットがあります。それでも腫れるお子さんはおられますので、腫れが膝をこえる、太ももの前全体が赤くなるなどありましたら受診をお願いいたします。

​ 本数が少ない場合は、従来通り腕に接種させていただく場合もあります。腕が一番痛みが少ないと言われてきましたが、実際に接種をすると太ももの方が早く泣き止むお子さんが多いように思います。

VPDの太ももへの接種について触れているページ

大腿接種の案内
コッホ現象について

 平成28年度(平成29年3月17日の接種)で長浜市のBCGの集団接種が終了します。以後は医療機関での個別接種のみになります。​

​ BCGは結核の感染を予防するためのワクチンで、結核の中蔓延国の日本では重要なワクチンです。特に、まだ免疫力が弱い小さなお子さんで発症する結核性髄膜炎について強力な予防効果があります。接種については以下のことに注意し、当院では右の説明書きを接種時にお渡ししています。

・接種部位(左上腕の外側)へのステロイド軟膏の塗布は接種1週間前からお控えください。

​・接種直後の接種部位に直射日光が当たるとBCG菌が死滅して効果が減る可能性があります。当日は少なくとも二の腕が隠れる袖の服で来院ください。

※BCGのご予約はお電話でお受けいたします。

BCGの集団接種が終了します

BCG集団接種終了

​どうして接種が必要なの?

 予防接種を受けていただく意義について、県医師会からの依頼にて中日新聞の健康コラム「お元気ですか」に寄稿しました。

ご参考くだされば幸いです。

新聞記事
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