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 当院で迅速検査キットで検出された病原体の件数をご報告します。 更新は一ヶ月毎、あるいは季節毎になります。インフルエンザウイルスについては、10月頃から翌年の4月いっぱい頃までグラフを作成いたします。

病原体検出状況

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1

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3

4

5

1

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5

1

2

3

4

5

溶連菌

アデノウイルス

マイコプラズマ

RSウイルス

ノロウイルス

ロタウイルス

アデノウイルス腸炎

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0

0

0

0

0

0

0

0

0

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0

0

0

6

19

23

15

20

5

0

0

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0

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0

13

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7

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3

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9

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7

9

2

医師のコメント

(2024年1月2日更新)

 12月いっぱいまで反映済みです。当院は滋賀県が指定する小児科定点医療機関として、県に感染症の発生動向を報告する業務をしています。2023年5月から新型コロナウイルス定点の指定を受けましたので、迅速検査のメリットが少なく検査機会がほとんどないマイコプラズマを、新型コロナウイルスの検出に表記を変えてもいいかも知れないと思っています。集計を始めて以来、週に10件をこえることはまずなかったアデノウイルスの検出が10月末から増加し、12月には週20件をこえることもありました。アデノウイルスには特効薬がなく、熱が長引くことはあってもほとんどが軽症で自然軽快する感染症ですので迅速検査で診断を付けるメリットは大きくありません。発熱して3、4日目がウイルスコピー数がもっとも多いと言われますので、その頃に検査を受けていただくのがよいです。

インフルエンザ検出状況

​インフルエンザ検出状況

 当院でのインフルエンザ検出状況をご報告します。統計は迅速検査での検出数のみを反映しており、検査をせずに周辺の流行状況や症状のみで診断した臨床診断は含みません。第19週(5月8日~5月14日)まで反映済み。

2022-2023シーズン

インフルエンザ検出状況2022-2023-19週.png

2019-2020シーズン

インフルエンザ検出状況2019-2020-13週.png

 2020-2021、2021-2022シーズンはコロナ禍における感染対策の効果かほとんど検出なく、グラフ作成していません。

 2023-204シーズンは詳細な統計が取れておらず、厚生労働省の感染症サーベイランスシステムに保存されている、当院からの報告数でグラフを作成しました。ですので、A型、B型の総数のみで年齢区分等なく、いつも通りの内容ではありません。​​B型の検出は極めて少なく、ほとんどA型です(2024年1月2日時点)。

 

​※参考 定点医療機関あたりの平均報告数が10以上で注意報発令、30以上で警報発令の目安になります。

2023-2024シーズン

インフルエンザ検出状況2023-2024.jpg
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