
風の街こどもクリニック
KAZENOMACHI KODOMO CLINIC
滋賀県長浜市の小児科医院 新生児から診療します
ドクター直通:090-8211-3445
TEL:0749-68-2100
当院の受診が初めての方も
アレルギーってなに?
人の体には、ウイルスや細菌など有害なものが侵入してきた時に、それらを排除しようする免疫反応という仕組みがあります。この免疫反応がさほど害がないものに対しても過敏に働いてしまい、なんらかの症状が出現することをアレルギーと言います。アレルギーは広く言うと体質のひとつですが、お薬によって症状をやわらげる、また、近年では経口免疫療法、舌下免疫療法といった体質そのものを変える治療も積極的に行われています。
アレルギー疾患について
アレルギーによっておこる主なものは、
・アレルギー性結膜炎
・じんましん
などです。症状の程度は人によって違います。

気管支喘息
気管支喘息とは、アレルギーによる慢性の気道炎症がある状態です。そこに風邪などの感染症、ダニ、ペットの毛、たばこ、天候、運動、ストレスといった刺激が 加わることで、ぜいぜい、ひゅーひゅーという喘鳴(乳児ではぜろぜろ、ごろごろと聞こえます)、咳が出現し、呼吸が苦しくなる喘息発作が引きおこされます。体質ですのでくり返すのが特徴です。乳児ではRSウイルスなどの感染症でも区別のつきにくい症状が出ることがあり、診断がむずかしいため、小児アレルギー学会のガイドラインでは、”気道感染の有無にかかわらず、明らかな呼気性喘鳴を3エピソード以上くり返した場合には喘息と診断する”とされています。
また、はっきり喘鳴がなくてもアレルギーの炎症が起きていて咳が続く咳喘息などといった病態もあります。
予防薬の継続が必要な場合
・1週間に1回未満で、月に1~数回の発作が見られる場合
(軽症持続型)
・1週間に1回以上の発作が見られる場合
(中等症持続型)
が予防薬の継続投与を始める目安です。それ以上の発作が見られる場合はより早急な対応が必要です。3ヶ月程度1回も発作が見られなければお薬を減量、または中止にします。現在ではステロイド吸入薬の投与期間を減らす試みもあります。

ここが知りたい小児喘息Q&A (環境再生保全機構)より転載
抗炎症作用
(発作予防効果)
気管支拡張作用
(発作治療効果)
喘息治療薬の種類と作用
ロイコトリエン拮抗薬
オノン® 、キプレス® 、シングレア®
++
+
吸入ステロイド薬
パルミコート® 、オルベスコ®など
+++
テオフィリン製剤
ユニコンCR® 、テオドール®など
+
++
吸入β2刺激薬
メプチン®
+++
pMDIについて
症状に よってはpMDIが処方されることがあります。


※他にも様々なpMDI(加圧式定量噴霧式吸入器)があります。
ご使用方法はリンク先の動画などを参考にしてください。
メプチンエアー®
オルベスコ®
スペーサーについて
ご年齢によってはpMDIの吸入にスペーサーの補助が有効です。

新生児~18ヶ月齢児用
1歳~5歳児用
5歳以上のお子さん用
※他にも様々なスペーサーがありますが、
日本小児アレルギー学会が推奨しているのは
このエアロチャンバー・プラスのみです。
外部サイトにてお薬や機器の使用方法をご視聴いただけます。
吸入器について
ご家庭に吸入器の購入をお勧めする場合があります。

オムロンNE-C28
※他にも様々な吸入器があります。
ご使用方法は吸入器の説明書をお読みの上、右の動画を参考にしてください。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、アレルギーによるくり返すくしゃみ、水ばな、鼻づまりを特徴とします。通年性アレルギー性鼻炎(多くはダニが原因)と、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症とほぼ同意義)に分けられ、後者はアレルギー性結膜炎を合併していることがあります。いずれも症状の程度には個人差があります。花粉症では、花粉が飛び始める2週間前から加療を始めるとより効果的だと言われています。鼻づまりがひどく慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)の合併が考えられる場合は、それに応じた治療が必要です。
カルボシステイン®など
気道粘膜修復薬
+++
+++
アラミスト®など
点鼻ステロイド薬
+
++
ザイザル® 、アレロック®など
抗ヒスタミン薬
鼻炎治療薬の種類と作用
鼻詰まりを
やわらげる作用
鼻水を
抑える作用
ロイコトリエン拮抗薬
オノン® 、キプレス® 、シングレア®
+
+
アラミストの使用方法をご視聴いただけます。

自由に画像を
印刷してご使用
ください



当院ではスギ、ダニアレルギーに対する舌下免疫療法を行っております。対象は12歳以上の方のみです。
アトピー性皮膚炎
この項目は特に大事な部分です。というのも、アトピー性皮膚炎については、ことステロイド軟膏の外用についての情報のばらつきが大きく、かなり専門的と思われるものでも間違った情報が発信されていることがあるからです。どんな薬でもそうですが、軟膏も適切に使用されて初めて効果が発揮されます。また、効果の乏しい場合は次の対策へすみやかに切り替える必要があります。どんな治療方法も患者様のご納得があって初めて成立するものですので、様々な情報があって混乱しやすい乳児湿疹やアトピー性皮膚炎については、特に説明努力と情報提供を心がけております。どうかご参考にしていただけたらと思います。
アトピー性皮膚炎は、日本皮膚科学会から「増悪・寛解を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。つまり、良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚のかさかさやただれ、じゅくじゅくがあり、体質が関係しているということです。ダニやハウスダストなどのアレルギーが関与している場合もあれば、はっきりした原因を特定できないこともあります。年齢とともに改善していくことが多いですが、乳児湿疹とアトピー性皮膚炎を初期に完全に区別することは困難です。数ヶ月以上治療が必要なくらい症状が長い、あるいは明らかに程度が強い場合にはアトピー性皮膚炎を考えます。
アトピー性皮膚炎の仕組み
アトピー性皮膚炎では、体質によってもともと皮膚バリアの機能が低下している状態で、水分が逃げていきやすいために乾燥しやすく、また、異物の侵入を許しやすいために炎症が起きやすい状態になっています。保湿剤によって低下した皮膚バリアの機能を補うのが治療の基本となります。







